犬を眺めて人生を考えるおじさんブログ

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慈覚大師円仁
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20070924161905

今日は「慈覚大師円仁とその名宝」展、滋賀県立近代美術館の最終日であった。チケットを頂いたので見に行った。内容は充実したものであったが、見たかった「入唐求法巡禮行記」がなかった。この本はなかなか面白くて、唐代の一時期を知ることのできる重要な旅行記である。かって駐日大使だったライシャワーがこれについて「世界史上の円仁」という論文を書いている。
Ennin's Travels in T'ang China (Ronald Press Company, 1955/『世界史上の円仁―唐代中国への旅』, 実業之日本社, 1963年/講談社学術文庫, 1999年)

この旅行記によれば、当時の留学がどのようなものであったか。また中国での庶民の生活とは如何様なものであったが知ることができる。
彼の足跡をたどる今回のこころみは、当時の世界人としての円仁がこの時代をどのように見てきたかを知るチャンスにもなるし、いまの閉塞した日本人の国際感覚を問いなおす意味も持っている。
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