犬を眺めて人生を考えるおじさんブログ

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

介護の仕事とプロの仕事
今日朝から往診である。途中で介護の連絡のためにとある介護施設に立ちよった。前にも行ったことがあるのだけど、今日も車椅子に坐らされた老人達が所在なくテレビを見ている。その老人介護施設はこの市内では評価の高いところであるが、何十人という老人が車椅子で彼方此方に散らばっている状況は矢張り異常である。僕にとってそこには人間の尊厳というものが感じられない施設だった。また別の部屋に行くとそこにも同じ数に近い老人達が車椅子に坐っている。百何十人という老人が、死までの老後の時間を過ごすためにだけそこにいるというのは、見ていて気分のいいものではない。この施設がどうこうというのではない。人の生き方も色々だからそれを咎めてもしかたないのだが、やはり哀しい気がしたのはなぜだろう。

今日も恩師の文献整理をする。若い人達とともに古写経や出土文献を整理するのはたのしい。友人のM氏が来てくれて、文献を台紙から剥がす方法を若い人に教えてくれた。彼は国宝修理の専門家である。僕達がもう何週間も議論していたことを、彼は簡単に作業をこなしてしまった。あまりのすばらしいプロのテクニックにみんな感動してしまった。世の中には素晴らしい技術を持った人がいるものである。

スポンサーサイト

Comment

 秘密にする

Track Back
TB*URL

Copyright © 游游おじさん. all rights reserved.