犬を眺めて人生を考えるおじさんブログ

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

宇野哲人『清国文明記』
20060709164221

宇野哲人の『清国文明記』を読んでいる。昨日ひさしぶりにジュンク堂にいった。文庫本を見ていてこの本が目に入って買ってしまった。この本は清朝末期に中国に留学した日本の少壮学者の旅行記である。一つの時代の記録として非常に良い作品である。同じ時期に中国を旅行した桑原隲蔵の『考史遊記』とともにこの時代の記録として大切なものである。桑原の旅行記は昔読んで、旅行記が歴史の概説になっていると思ったものだった。さらに桑原隲蔵と長安旅行を一緒しているので両書を読むことによって、この当時を代表する新進気鋭の学者の中国に対する見方が伺われる。歴史家や文学家は自分の研究をふかめると同時に、それぞれの立場で時代を記録しなければならない。その意味で現代の学者は片手落ちではないのではなかろうか。まだ半分読解しただけである。



スポンサーサイト

Comment

 秘密にする

Track Back
TB*URL

Copyright © 游游おじさん. all rights reserved.