犬を眺めて人生を考えるおじさんブログ

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柳宗悦

柳宗悦の『茶と美』を読む。「喜左衛門井戸」の茶碗を見て、後の茶の美に対する堕落を指摘しています。茶のための仰々しい茶碗はうんざりです。いまなら佐川美術館の楽茶碗です。愚にもつかないものに、建物まで作って飾るのは全く見る目がないのです。この本を読ませたいものです。
この間も述べましたが、柳宗悦は早くも戦前に備前焼を評して、「有名な伊部焼のごときはすでに不治の病いに入って今はほとんど見るべき品がない」と言っています。陶芸家と言うものが、芸術家となってはいけないのです。工芸家なのですから。
ただ民芸運動の中で柳宗悦は浜田庄司や河井寛次郎、富本憲吉を評価すべきではなかったと思います。彼らも芸術家になってしまいましたし、彼らのまがいものが今日の民芸作家になって芸術家気取りの原因なのですから。棟方志功や芹沢圭介は好きなのですが、富本や浜田はあまり好きではありません。


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