犬を眺めて人生を考えるおじさんブログ

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中国近代絵画と日本

呉昌碩、斉白石は余り好きでないです。近代の中国に及ぼした日本の影響を客観的に評価すべき時期に来ています。特に中国の内部からの再評価が必要です。中国は近代日本の影響を隠すようにしています。長尾雨山の功績をもっとこの展覧会では評価すべきだったと思います。
中国の画家は二つの歴史背景を持っています。北画と南画です。北画は宮廷画家であり生活が保証された画家でした。最高のものを作るという目的だけが芸術でした。南画は文人画です。文人とは、官僚を背景として成り立つ文化人のことで、生活のために絵を描く必要はなかった人たちの絵です。実際は生活のために絵を描いていた人も居たのですが、基本的には文人としての教養の一つであったのです。趣味の絵というのが一番当たっていると思います。しかし、呉昌碩、斉白石はただの画家だったのです。絵が売れれば嬉しい作家にすぎなかったのです。これを精神性の高い芸術として見ることはできないのです。日本の渡辺崋山こそその精神性と芸術性において最高の文人画家だったと思います。絵は池大雅ですが、与謝野蕪村のほうがまだいいと思います。蕪村は絵においては池大雅に及ばず、俳句は芭蕉よりおとりましたが、芸術としては文人の精神を持っていたと思います。


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