犬を眺めて人生を考えるおじさんブログ

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危機管理における中国人の知恵
中国人が大量に日本から帰国した。彼らの多くは新華僑と呼ばれる近年来日した人たちである。多くは青年で留学やその後の滞在で日本に生活の基盤をつくりつつある人達である。彼らが帰国した理由は、放射能などの危険を避けるためであり、その多くが家族の強い要望によるものと伝えられている。背景には中国の一人っ子政策があり、一人しかいない息子や娘になにかあっては困るという家族の要望からである。
中国人は基本的には国家というものを信じていない。これまでなんども国家が滅亡してその混乱で犠牲になるのは人々であった。彼らは家族や宗族(親戚のグループ)のみが信頼できるものであって、その他の組織や政治的な呼びかけは一番信頼できないものと考えている。家族の一番の危機管理方法は、家族の一人を必ず外国で生活さすという方法である。もし中国で政治的な混乱が起こったら、海外にいる家族が彼らを助けるのである。ある時にはお金で、ある時は亡命という形で、家族や親戚を対象として援助が行われるのである。そのネットワークは強力でどこにいても彼らは結合してる。現代のインターネットの社会なって、中国政府が情報操作をしても彼らのネットワークはなんら変化なく強力な情報社会を共有している。世界中でなにか起こればすぐにこの情報ネットワークは活動を高めてすべて情報を共有するのである。
それに比べて日本人は政府の言うことを間違いのないことのように信用するのである。今回の震災で出される情報がまったく信用に当たらないことは、多くのニュースで明らかになっている。特に福島原発の事故情報はまったく信用できない。また多くの報道機関が政府の情報を間違いのない情報として報道することに疑問も感じない。報道は客観的に正しい情報を提供すべきなのに政府に批判的情報は出さないという操作が行われている。
これは国民性ということかも知れないが、ひとつの方法として小松左京の『日本沈没』の方法が参考になると思う。日本人は海外移住と云って帰ってくることを前提に成り立っている。そうではなくて海外に日本を作るという考えで海外移住をするのである。こんなことは難しいのだが、日本人町を世界中につくるのである。この国を捨てるわけでなく、日本を世界に広げるのである。個人ではまずこのような事はむりであるので、日本人が大好きな会社人間を家族まとめて海外工場に住まわすのである。それも数家族という規模でなくて何百家族という人間を移住させて、そこで現地の人と生活をして帰ってこない社会を作るという計画である。むかし山田長政がタイで活躍したように日本人町を世界につくるのである。三陸海岸の漁師さんたちを家族ごと海外に移住してそこで日本人と現地の人とで漁業をするのである。日本に帰らないで現地で生活を作るつもりで援助をするのである。南米などのように日本人社会が確立しているところでは受け入れてもらえるのではないだろうか。現代の南米移民である。そうでもしないとこの国の未来はない気がする。
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