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犬を眺めて人生を考えるおじさんブログ

USJ
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孫の誕生日にUSJに来た。寒い日だった。歩きまわるのだが、休むところがない。なにかイベントを見ようと思っても70分も待たなければならない。レストランの不味さと高さは一流である。これでは客は来ないだろう。2歳の孫を連れての入場では、休むところと子ども達にも楽しい場所を作るべきなのである。春節の休みを愉しむ韓国や台湾の人が多かったが、これが日本のアミューズメントパークとして見られるのは国益の大きな損失であろう。それにしても豚の餌にもおとる食事は、リピータを増やさないだろうし、客が少ないからと行ってレストランをクローズしている状況ではこの遊園地の将来を見さだめている。アメリカのユニバーサルスタジオにも昔行ったことがあるが、それと比べてもひどい。ましてやファーストパスに金を取るシステムもディズニーに比べて最低である。
尻損のパークと言っていいだろう。

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介護の仕事とプロの仕事
今日朝から往診である。途中で介護の連絡のためにとある介護施設に立ちよった。前にも行ったことがあるのだけど、今日も車椅子に坐らされた老人達が所在なくテレビを見ている。その老人介護施設はこの市内では評価の高いところであるが、何十人という老人が車椅子で彼方此方に散らばっている状況は矢張り異常である。僕にとってそこには人間の尊厳というものが感じられない施設だった。また別の部屋に行くとそこにも同じ数に近い老人達が車椅子に坐っている。百何十人という老人が、死までの老後の時間を過ごすためにだけそこにいるというのは、見ていて気分のいいものではない。この施設がどうこうというのではない。人の生き方も色々だからそれを咎めてもしかたないのだが、やはり哀しい気がしたのはなぜだろう。

今日も恩師の文献整理をする。若い人達とともに古写経や出土文献を整理するのはたのしい。友人のM氏が来てくれて、文献を台紙から剥がす方法を若い人に教えてくれた。彼は国宝修理の専門家である。僕達がもう何週間も議論していたことを、彼は簡単に作業をこなしてしまった。あまりのすばらしいプロのテクニックにみんな感動してしまった。世の中には素晴らしい技術を持った人がいるものである。

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