犬を眺めて人生を考えるおじさんブログ

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

湖東三山百済寺
200609241806332
20060924180633

百済寺は以前は本当にさびれた寺だった。35年ほどまえになるか誰も来ていなかった。本堂に入ってもさびれていて、なにか朝鮮の雰囲気がしていた。参詣の人々の参社札に朝鮮系の人々の名前が多かった気がする。その時このお寺の性格なのだろうと思って記憶に残っている。しかし今日行ってみるとその様な雰囲気は無くなっていて、日本様式の寺になっていた。日韓交流とか大声でいう前にこのような寺の文化をみんなが理解すべきではないかと思う。
スポンサーサイト

湖東三山西明寺
200609241806164
200609241806162
20060924180616

この寺は薬師如来が本尊である。優しいお顔で立たれていた。この寺の見物は塔の内部である。塔の外形もうつくしいが内陣の彩色壁画は素晴らしいものである。以前訪ねたときに塔の内陣を見せてもらった。その時は入場料は100円だった。そして堂内を案内をしてくださった。しかし今回は内陣拝観は1000円となっていて開いていなかった。以前の説明では、御住職は文化財はみんなに見てもらって良いのであって、保存ばかり考えてもしかたないと言って解放していたらしい。文化庁は1000円も2000円もとって拝観者を減らして保存しろと言う意向だったらしい。今日行ってみると1000円になっていたから、方針がかわったみたいである。でも開いていなかった。


湖東三山金剛輪寺
200609241801152
20060924180115

金剛輪寺は湖東三山の雄である。ここを訪ねたのは35年ほど前だろうか。僕が古寺探訪をはじめた頃だった。まだ塔も毀れたままで屋根までぬけていた。一層だけが残っている状態だった。寺の廻りにもなにもなくて、綺麗な本堂に詰めこまれたたくさんの仏が、静かに佇んでいた。
それに比べるとこの度の開帳は京都の観光寺のような騒ぎである。塔はすでに再建され素晴らしい形になっている。再建されてから何度も来ているが綺麗な塔である。御本尊は観音菩薩である。本堂の屋根の反りがやわらかい優美な影をおとしていた。

蕎麦屋志乃崎
20060924133937
ここの蕎麦屋は不思議だった。蕎麦とつけ合わせのバランスがおかしい。


青山二郎の眼
200609241300422
20060924130042

青山二郎の美意識をたどる展覧会である。彼が最近有名になってきたのは、柳宗とともに民芸運動の設立に参画したことにあるのではない。彼の鑑識眼を高く評価しその美意識が普遍性を持つことによるのだと思う。青山二郎に骨董を習った小林秀雄は、評論家として青山より有名であるが、青山の評価が高まるにつれ、総体的に評価はさがると思う。何故なら同時代性の評論は現代性を持つが、必ずしも普遍性を持ち得ない。青山の評論はたぶん、柳の信仰とともに今後大きく評価されるものであると考えられる。柳と青山には普遍性があるのである。当然、柳の民芸運動はもっと高い評価を与えられなければならない。千利休を超える美の思想家は、柳宗である。
白洲正子の評価はどうなるのだろう。民芸の持つ価値をどのように評価するか。白洲は民芸だけでなく仏像など多くのものを再発見して評価してきた。その点は非常に評価できるとしてもその視点が普遍性を持つかどうかわからない。
民芸運動者は多い。河井寛次郎、富本憲吉、濱田庄司、バーナードリーチ、北大路魯山人、棟方志功、芹澤圭介、加藤唐九郎これらのひとで誰が本物で誰が贋物か、時間が過ぎて評価が定まってきた。そこでは青山がしてきた評価を再び見れば、彼の眼の正しさが証明されるであろう。

Copyright © 游游おじさん. all rights reserved.