犬を眺めて人生を考えるおじさんブログ

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墨灸
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伝統的な墨灸をした。モデルはうちの孫である。墨灸は滋賀県の草津市の穴村の墨灸が有名である。僕達の子どもの頃はもんもんと言っていた。
墨灸は漢方薬の中に墨を垂らして、筆でツボに置いていくのである。漢方薬は当帰、茯苓、黄檗など10種以上を調合して用いる。墨には遠赤外線効果があるとかで、古い時代から経験的にその効用が知られていたのである。当方ではやり方をすこし改良して作った。

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湖東三山百済寺
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百済寺は以前は本当にさびれた寺だった。35年ほどまえになるか誰も来ていなかった。本堂に入ってもさびれていて、なにか朝鮮の雰囲気がしていた。参詣の人々の参社札に朝鮮系の人々の名前が多かった気がする。その時このお寺の性格なのだろうと思って記憶に残っている。しかし今日行ってみるとその様な雰囲気は無くなっていて、日本様式の寺になっていた。日韓交流とか大声でいう前にこのような寺の文化をみんなが理解すべきではないかと思う。

湖東三山西明寺
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この寺は薬師如来が本尊である。優しいお顔で立たれていた。この寺の見物は塔の内部である。塔の外形もうつくしいが内陣の彩色壁画は素晴らしいものである。以前訪ねたときに塔の内陣を見せてもらった。その時は入場料は100円だった。そして堂内を案内をしてくださった。しかし今回は内陣拝観は1000円となっていて開いていなかった。以前の説明では、御住職は文化財はみんなに見てもらって良いのであって、保存ばかり考えてもしかたないと言って解放していたらしい。文化庁は1000円も2000円もとって拝観者を減らして保存しろと言う意向だったらしい。今日行ってみると1000円になっていたから、方針がかわったみたいである。でも開いていなかった。


湖東三山金剛輪寺
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金剛輪寺は湖東三山の雄である。ここを訪ねたのは35年ほど前だろうか。僕が古寺探訪をはじめた頃だった。まだ塔も毀れたままで屋根までぬけていた。一層だけが残っている状態だった。寺の廻りにもなにもなくて、綺麗な本堂に詰めこまれたたくさんの仏が、静かに佇んでいた。
それに比べるとこの度の開帳は京都の観光寺のような騒ぎである。塔はすでに再建され素晴らしい形になっている。再建されてから何度も来ているが綺麗な塔である。御本尊は観音菩薩である。本堂の屋根の反りがやわらかい優美な影をおとしていた。

蕎麦屋志乃崎
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ここの蕎麦屋は不思議だった。蕎麦とつけ合わせのバランスがおかしい。


青山二郎の眼
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青山二郎の美意識をたどる展覧会である。彼が最近有名になってきたのは、柳宗とともに民芸運動の設立に参画したことにあるのではない。彼の鑑識眼を高く評価しその美意識が普遍性を持つことによるのだと思う。青山二郎に骨董を習った小林秀雄は、評論家として青山より有名であるが、青山の評価が高まるにつれ、総体的に評価はさがると思う。何故なら同時代性の評論は現代性を持つが、必ずしも普遍性を持ち得ない。青山の評論はたぶん、柳の信仰とともに今後大きく評価されるものであると考えられる。柳と青山には普遍性があるのである。当然、柳の民芸運動はもっと高い評価を与えられなければならない。千利休を超える美の思想家は、柳宗である。
白洲正子の評価はどうなるのだろう。民芸の持つ価値をどのように評価するか。白洲は民芸だけでなく仏像など多くのものを再発見して評価してきた。その点は非常に評価できるとしてもその視点が普遍性を持つかどうかわからない。
民芸運動者は多い。河井寛次郎、富本憲吉、濱田庄司、バーナードリーチ、北大路魯山人、棟方志功、芹澤圭介、加藤唐九郎これらのひとで誰が本物で誰が贋物か、時間が過ぎて評価が定まってきた。そこでは青山がしてきた評価を再び見れば、彼の眼の正しさが証明されるであろう。


ローマ歌劇場(びわ湖ホールにて)
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初めてオペラを見る。リゴレットである。わからなかったが、レナート・ブルソンとエヴァ・メイがよかった。案内は以下のところである。
http://www.ufclassic.com/roma_main.htm
二人で目の玉が飛びでる入場券だった。初めて見るオペラに破産しそうだったが、見て僕が眠らないほどよかった。家内はこのチケットを売って招福楼でも行ったほうがよいかもと言っていたが、終わってみると一端のオペラの評論家になっていた。

マリアテレジアとシェーンブルン宮殿展
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あの有名な女帝の展覧会である。(京都文化博物館にて)
マリア・テレジア(1717―80)は、生涯に16人の子どもをもうけた。この事は医学史上で注目されている。人間が普通に生むことができる子どもの数の限界に近いからである。通常はどんなに努力しても女性は1.5年に1人しか生むことができない。20歳から40歳まで出産ができても、13人から14人が限界である。すなわち彼女は人間の出産限界に挑んだのである。
展示はすこし平板で女性客は多かったが、内容は今一だった。
http://www.bunpaku.or.jp/exhi_special.html

はんこを作った
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久しぶりはんこを作った。持ちはこびに便利なように上下左右に彫ったものである。出来上がりは如何にも俄造りの作品である。あかん!!

游游はユニクロ服を
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ユニクロ服の90センチ。孫の服を着せられた游游。完全に動けなくて固まっている。

林語堂の『蘇東坡』
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林語堂の『蘇東坡』を読み終える。上下で600ページを越える小説である。お盆までに上巻を読んでいたのでお盆には下巻が読めるはずであった。しかし今日までかかってしまった。
この小説は中国一の文人蘇東坡を小説にしたものである。林語堂は最近亡くなった現代の文筆家であるが、この小説は彼の代表作であり、なおかつ彼が一番気に入っていたものであったらしい。現代中国文学史では林語堂は余り高い評価を受けていなかった。それは共産主義に反対したばかりでなく完全な自由主義者であったためである。僕などは中国文学史の講義で近代の自由主義文学者としてちらっと習っただけである。
この作品を読んでみると蘇東坡という人がどのような人であったかよくわかる。また図式的に習った旧法党と新法党の抗争が、目の前で同時代的に進行しているような気さえする表現が続く。歴史小説や伝記小説においては、実在の人物を描く限りその資料をふまえて論じないと実像と離れたものとなる。しかし余りにも資料に忠実であると、面白味がない。訳者のあとがきによれば林語堂は蘇東坡の文や詩をふんだんに引用してなおかつ素晴らしい文学となっているらしい。
さらにこの小説が英語で書かれたと言うことも重要である。蘇東坡の詩や詞は、彼の心情を述べる重要な手段であって、それを理解しないことには蘇東坡を理解することができない。しかし漢詩を読みくだして味わってもその意味がわからない僕などは、彼の心情を理解することは初めから無理である。林語堂はすべて詩文を分かり易い英語に翻訳して小説を書いているから、この訳詩を読むと漢文を読むよりずうっとよくわかる。また訳者がそれぞれの詩文の典拠を注にあげてくれているので原文にまで溯ることができる。
この小説を読むことによって蘇東坡と林語堂の二人に会うことが出来、中国文学の面白味と文人の理想を知ることができる。


水滴
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注ぎ口が壊れた水滴を銀粘土で治した。この水滴は気にいっていたのだが口を根っ子から折ってしまい見るも無惨な形となったのでゴテゴテに修理した。

物壊れて形なさず。夢破れて果たさず。人自然にして至る。
平成18年秋

ありし日の江若鉄道
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懐かしい鉄道です!湖西の人々にとって思い出深い展覧会でした。僕などはこれで中学高校と利用したし、バスになっても利用していた。僕は現在もこの江若鉄道のなれのはて、江若交通の株主でもある。田舎の木戸駅から乗ると40分ほどで浜大津に着く。ここは都会の入口で京への道筋だった。田舎の人は京都と言わないで京という。ここで京阪電車か国鉄に乗りかえると京都大阪に行けるのである。二両編成でガタコウガタコウと、ジーゼルカーが走っていく。
この展覧会の9月3日までだった。朝から弟子の結婚の御祝いや親戚の御祝い、友だちの家二軒の訪問などして博物館に着いたのは4時半だった。五時まで半時間しかなかった。もっと見ていたかった。でも観客は思い出で一杯のためかたくさんの人だった。お別れ列車で、従妹が幼稚園の頃の写真まで発見して嬉しかった。
人間の記憶というのはあてにならないとまた知らされて、ああだった、こうだったと思うことが写真を見ると異なっていたりして、とうとうボケがまわったかと思いしらされた。ああ!!

雨林舎
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素敵なお店で遅い昼ご飯
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