犬を眺めて人生を考えるおじさんブログ

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

飯田弁標本箱(第一集) 出井光哉著
20060127103003
昨日、大学時代の友人出井光哉君(ペンネーム)から一冊の本が送ってきた。長野県の飯田地方の方言を集めた本である。あまりにも面白いので、一気に読んでしまった。この地方は関東の文化圏に属するはずだが、うちの田舎(滋賀県の湖西地方)の言葉に近い表現があってふんふんそうだったのかと妙に安心するところがあった。
「はがため」は、当方では子供の食い初めしか使わないのだが、甘栗でははがためにならない気がする。とうぜん勝ち栗だろう。「たんと」は当方ではすこし子供言葉の気がする。「ちょびっと」使わなくなったな。「しんとう」などは聞いたことのない言葉であった。「はじはじ」なんて言葉は、いかにも子供のすねた反応が見られるようで面白い言葉である。
「きつきつ」は、当方では「きっつきっつう」なったと表現している気がする。「ぶかぶか」もいいな。
「よったり」は、いかにも4人という感じがしてくる言葉である。「塩梅」がいい。当方では「塩梅よう」と使うことが多いかな。中国語に「按排」という言葉があって、ある作家がこれは日本語の「塩梅」からきたなんて言っていたので信じていたのだが、この言葉は明代からあった。
身体の言葉は、だんだん廃れて解剖学用語でしか伝わらなくなってきた。「ありご」「ももた」など、言葉の情緒がある。当方でも「かいな」「おいど」「しりこぷた」「ひざぼん」「こむら」などもうわからない人が多くなっている。「いもぼし」乾し芋のことらしい。当方では「芋するめ」という。いかにもするめらしく見えるのだが所違えば見え方が異なるのだろう。まだまだおもしろい言葉がつづく。

スポンサーサイト
Copyright © 游游おじさん. all rights reserved.